海外

朝ご飯を食べていると、夫が「でも、日本がもっとひどくなったら海外に移住するのもいいと思う」と言った。それが、夫が怖いからなのか、子供のことを思ってなのかはわからない。どちらもなのかもしれない。
仕事はどうするの、行きたい国はあるの、と聞いたら、特にビジョンはないみたいだった。
私は、日本の教育より海外の教育に興味があるので、震災とは関係なく海外で子育てをするのは賛成だと思うけど、どこの国にも原発はあるし、逆にここから新しい日本を作っていく一員になれるのならそれはそれで楽しみなのだけどな、と言った。
もっとも、仕事のあてがあって、行きたいと思える国があって、日本という国がもう嫌だと思ったら、別だけれど。
最後に、じゃあ、英語の勉強もっと頑張らなきゃね、と言った。何しろ我々の英語レベルは小学生並なのだから。


今日から4月で、晴れやかな空を見ながら、甥が今日から学童開始で、妹はお弁当作りに奮闘する日々が始まるんだなぁと思った。


TVでは、必要なのは知性と理性、変に情緒的にならず、どうするかだけを考えればいい、私はそれをホームレスやっている時に思った、と美輪明宏が言った。
私は、私自身がひとつのコンテンツとして輸出してもらえるようがんばろうと思った。