6週

とにかくBPが辛い。
どうしたら出ていってくれるのかまるで検討がつかない!!


さくらももこが妊娠エッセイでまるまる一章をBPとの格闘について書いていたが、その気持ち、本当によくわかる。
夫などはもともとBPだったのに、私と暮らすようになって1日4回出るようになったそうだ。そのくらい、わが家は腸内環境に快適な食生活になっている。だのに!
わが家は排便をする事を「U-ticket発行」と称しているので、
「1回くらいチケット分けてあげたいよ…」と夫に言われた。


イトコとランチ。すっかり妊婦だということを忘れられていた。


夜、妹と電話。
最近たてつづけに母ともめ、父ともめたので、それを笑い話にしてくさった気持ちをかき消す。
お風呂に入ってすっきり眠れると思ったのに、布団に入って電気を消したら泣けてきて、しくしくと泣いた。かなしみと不安が溶けた、透明の、とろりとした液体の底に沈んでいるようだった。
この年になってもまだ自分の親ともうまくやれないのに、はたして子供といい関係を作れるのだろうか。
泣いていたら、スイミンがすぐに来て、私の左脇腹に添い寝し、腕を枕にした。
スイミンを撫でながら、子供は猫よりかわいいだろうか、と思った。
たぶん、猫の方がかわいいだろう。
だけど、子供とは関係が作れる。
きっと面白い家族になる。


スイミンが私を甘やかしているそばで、夫とパリは全く気づきもせずにグースカ眠っていた。